わたしたちのまち喜多方-117/125page

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大塩平左衛門の努力
今から350年ほど前に,現在の北塩原村に代官(だいかん)という役についていた大塩平左衛門という人がいました。
平左衛門は人々の願いを聞き、雄国沼から水を引いてくることを考え,工事をすることを会津藩の殿様に願い出ました。
1657年,殿様からきょかをえた平左衛門は自分のお金を使って,他の人々と協力して工事を始めました。平左衛門は次のようにして工事を行おうとしました。
1) 雄国沼を大きくして,水をたくさんたくわえる。(3倍の大きさにする)
2) 山をくりぬいてどう門(トンネル)を作り雄国沼から水を引く。
3) 引いてきた水を利用して,新しい水田をひらく。
大塩平左衛門
大塩平左衛門

新しい田を作ろうと考え,今の大塩村などから人々が雄国地区にうつり住み平左衛門といっしょに工事に取りくみました。
工事で広げられた雄国沼
工事で広げられた雄国沼
雄国沼を真上から見た図
雄国沼を真上から見た図

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