わたしたちのまち喜多方-121/125page
きょう土の財産「雄国用水路」
雄国用水路は350年もの間,雄国地区の水田をうるおしてきました。
その間,今から100年ほど前(明治29年)と60年ほど前(昭和19年)の二度,沼のていぼうがこわれ,大水があふれ出し,村に大きなひがいを与えました。しかし,土手を強くしたり(百間土手一約180mあります)して,地区の人は自分たちのざいさんである「雄国用水路」を必死で守ってきました。
また,昭和42年にも沼の土手を改修するなど今でも,用水路は雄国地区の人々にとってなくてはならないものになっています。
用水路は,現在どうのように使われているか調べてみましょう。
昭和42年の改修工事
かん理小屋のおじさんの話
約2か月間,雄国地区の人が交代で水のかんりをして,トンネルに流す水の量を調節しています。この水のおかけでわたしたちの地区の水田が助かっています。
今は179haの田に水を引いています。大変な思いをして工事をしてくれた当時の人には本当に感しゃしています。
改修された百間土手