ぼくたち、わたしたちのあつしおかのう-070/100page
2)道路のうつりかわり
熱塩加納村から自動車を利用して会津若松方面に出かけるとき,以前は,国道121号が喜多方市内を通っていたので,とてもこんざつして時間がかかりました。また,山形県に行くにもせまく曲がりくねった道で苦労しました。それに,冬は雪にとざされ大峠をこえられませんでした。
平成になって喜多方市の東側を通るバイパスができ,市内のこんざつが解消されました。会津若松市や郡山市に行くのにとても便利になりました。また,かんせい大峠トンネルが完成し,山形県に行くのにも短い時間ですむようになりました。それに,今までは冬になると通行止めになっていたのが,このトンネルのおかげで1年中通れるようになりました。
こうして,山形方面から会津かんこうにもつの観光にくる人の自動車や荷物を運ぶトラックなどの数が増え,福島県と山形県を結ぶ大切な道路になりました。
大峠トンネル貫通
これからの計画では,熱塩小学校の前や熱塩地区の中心部を通らないで,大峠トンネルに直接結びつく広い道路が作られることになっています。