塩川町勢要覧 -027/030page
Shiokawa Standard.
施策の概要新しい風、塩川から。
昭和29年、耶麻郡南部の塩川町、堂島村、姥堂村、駒形村の合併により、現在の塩川町が誕生して40年余。町の東側にそびえる雄国山をはじめ、御殿場公園に咲く桜や花しょうぶなど、この町の豊かな自然はいつの時代も、私たちにおだやかに優しく生きる手立てを教えてくれました。
また、阿賀野川船運と米沢街道の中継地として栄えた塩川の永い歴史や多くの史跡は、遥かな時を越えて、私たちに先人たちの意志と情熱を伝えてくれています。
町は、今日までこの豊かな自然と歴史を大切に守り継ぎながら、時代とともに変化を続けてきました。
そして現在、町には先進農業施設"カントリーエレベーター"をはじめ、明日の塩川をつくりだす拠点となる施設が次々と誕生し、新時代を切り拓く新しい風が、いま塩川から吹きはじめようとしています。(注)前ページからの続き
そして駒形地区には、町民のレクリエーション活動やコミュニケーションの場の拠点となる、蔵づくりが特徴の駒形地区公民館を配置するなど、二十一世紀に向けて、新しい塩川町を築く町民の生活と活動を支援する環境を整えています。
時代は中央から地方へ、成長から成熟へと向かっています。先人たちより受け継がれた永い歴史と風土に熟成された人々のひたむきな思いは今日の塩川を生みだし、そしていま、時代を切り拓く新しい風となって、ここ塩川から吹きはじめます。
姥堂保育所
姥堂保育所は、そのゆとりあるスペースが特徴の保育施設です。くつろいだ雰囲気の中で、子供の可能性を自由に伸ばす幼児保育が行われています。
堂島小学校
平成元年に新校舎が建設された堂島小学校。多目的ホールなどの充実した設備は、夢のある校舎として県の建築文化賞奨励賞を受賞しました。
堂島屋内運動場
堂島地区にある堂島屋内運動場は、雨天期や冬期間におけるゲートボールなどの各種スポーツ・レクリエーション施設として活用されています。
御殿場公園運動広場
昭和50年に御殿場公園整備に併せて建設された御殿場公園運動場は野球やソフトボールをはじめ、町民の憩いの場として親しまれています。