わたしたちのまち山都町-098/110page

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2.郷土をひらいた人びと
○官有林引きもどし運動,鉄道開通につくした人[唐橋左源次]
唐橋左源次
山都町の面積の80パーセントは森林です。
このように山都町は森林が多く,緑ゆたかなところです。
この広い面積を持つ森林のほとんどは,明治のころまでは官有林といって国のものでした。そのため,自由に木を切ったり,炭をやいたりすることができませんでした。それで,人々はこの森林を国からはらいさげてもらいたいと考えていました。このことにたいへん努力した人が,唐橋左源次(相川村長)という人です。
左源次は,山都では山林が人々の生活にとって,なくてはならないものと思い,福島や東京へもたびたび出かけ,官有林を町民のものにするため一生懸命努力をしました。
また,左源次は山都に鉄道を引くことにもたいへんかつやくしました。山都に鉄道が通ったことによって山都は早くから発展しました。左源次のかつやくがあったからこそ,今,山都町に鉄道が通り,駅があるのです。左の写真の碑は,その唐橋左源次のすばらしいはたらきをたたえてたてられたもので,山都第二小学校の入り口にあります。
郷土をひらいた人は唐橋左源次のほか次のような人もいます。どんなことをして郷土山
顕彰碑
顕彰碑

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