高郷の地質と化石 会津化石研究グループ -033/066page
ザルガイのなかま
小〜中型、放射肋をもつが、その多くは、後縁部では肋の状態が変化している。
ウバトリガイ
(中新世)大型で、卵円形で膨らんでいます。冷温から寒冷な海水の深さが10m〜200mの、砂底に浅くもぐって棲み、プランクトンを食べる。
ナガウバガイ
(古第三紀〜現世)大型で、亜三角形、殻頂がやや前に寄る。ふくらみがあり、成長線がある。
シラトリガイ
(中新世〜現在)内湾の海底で砂か泥にもぐって棲む。
ペロニデイア
(古第三紀〜現世)中〜大型で、長い楕円形、ふくらみは弱い。殻頂はやや後ろに寄る。