高郷の地質と化石 会津化石研究グループ -051/066page
12・11 12月4日発見のクジラのアゴらしい化石を、石屋さん(2人)の手を借りて発掘する。いつもながら野球部員総出で搬出する。参加者6名。 1983・3・7 渡部(公民館)が、いままでの発掘現場の対岸側を調査中に化石を発見する。クリーニング後、アシカの上腕骨と鑑定される。 4・4 日本地質学会(於、鹿児島大)で、渡部が、「福島県耶麻郡高郷村産の海牛化石について」を発表、古沢氏(北海道滝川郷土資料館)、長谷川氏(横浜国大)らから質問を受ける。 7・24〜25 福島野尻湖友の会の「高郷村合宿」に参加し、合同学習会を行う。高郷村の地質・岩石・化石などの普及活動の重要性を痛感する。 8・1〜2 地団研第37回小千谷総会で、古生物シンポジウム「会津高郷村から産出した海牛化石」小林がコメントする。また、赤城も、市民とともに歩む科学運動シンポジウム「高郷村郷土資料館建設について」を紹介する。 8・8〜9 高郷海牛の頭骨を比較検討するため、よみうりランドで、ジュゴン、マナティーを、東海大学科学博物館でステラー海牛を、それぞれ比較計測や写真撮影を行い学習する。参加者9名。この学習に高郷村公民館関係者や喜女高の生徒も参加し、幅広い学習運動になる。
東海大の自然史博物館でステラーカイギュウを
計測する喜女高生と渡部さん
8・28 現地巡検会を行い、あらたに脊椎骨を発見発掘する。初参加者の菅野新会員(新潟大)が、このクリーニングを申しでる。参加者8名。午後、郷中PTA主催一日親子学校で、小林が「高郷村の地質と化石」の題