わたしたちの郷土 西会津町 -072/122page

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雪に強い町づくり

 町,あるいは国や県にまかせっきりだった除雪(じょせつ)を,住民(じゅうみん)も参加(さんか)して雪に強い町づくりを進めようという動きがでてきました。この計画は,町と国が協カ(きょうりょく)して進められています。

 昭和63年から,野沢地区がこの「雪に強い町づくり計画」にとりくんでいます。

  野沢地区は,流雪溝(りゅうせつこう)の整備(せいぴ),小型(こがた)除雪機械(きかい)の整備,無線(むせん)しせつの整備を進めています。

 流雪溝とは,除雪した雪を道路わきの溝(みぞ)に落とし,水で流すしくみのことです。これには,冬の間使われない農業用水が利用(リよう)されます。

 ▲流雪溝(りゅうせつこう)(野沢)
▲流雪溝(りゅうせつこう)(野沢)

▲小型除雪機(こがたじょせつき)(野沢)
▲小型除雪機(こがたじょせつき)(野沢)

 小型除雪機械(小型ロータリー)は,大型除雪機械が入りこめない道路を除雪しようというもので,町から住民にかしだされます。

 無線しせつは,雪についてのいろいろな情報(じようほう)を集めて,除雪をすぱやく行おうというものです。

 この「雪に強い町づくり」計画は,「すべてにやさしい健康のまちにしあいづ」という願(ねが)いを,住民の手で西会津全域(ぜんいき)へ広げようとするものです。


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