時空抒情 新鶴村村制施行100周年記念誌 -006-07/057page

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1世紀の伝承

1世紀の伝承

明治31年−平成10年
【1898-1998】

新田・鶴野辺両村が合併し、新鶴村が誕生したのは明治31年(1898)のことである。それから100年。 1世紀を閲(けみ)した重みは、一町村の歴史を超え、時代の変遷そのものを移す偉大な足跡でもあった。
その当時、明治31年には大隈重信首相、板垣退助内相といった顔ぶれで、日本で最初の政党内閣が誕生した。
明治22年に大日本帝国憲法が発布され、同年に町村制が施行されて近代的地方自治制度が整備されたが、
時代は、ようやく近代化が始まろうとしていた頃である。
一口に100年とはいっても、それは近代化の黎明に始まり、戦争を体験し、戦後復興・高度成長期を経て、
近代化政策の終幕を迎えるという、まさに激動の100年でもあった。
ここに新鶴村の1世紀の伝承を記し、次代への指標としたい。


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