会津盆地西部地区の農業 - 055/100page
薬用にんじんができるまで(平成3年 社会科資料「会津高田町の農業」より)
薬用にんじんを作っている農家の人は,組合を作って栽培しています。そのほうが栽培するにも出荷するのにもべんりだからです。薬用にんじんは直射日光(ちょくしゃにっこう)を当てるとかれてしまうため,日(ひ)おいをして栽培します。また,収穫まで4〜6年と長い期間がかかるために,土作りをじょうずに行うことがとても大切です。昔は,一度収穫(しゅうかく)すると,数十年間は作ることができませんでしたが,最近では,土の消毒技術(しょうどくぎじゅつ)が進歩し,続けて作ることができるようになってきました。