会津盆地西部地区の農業 - 073/100page

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3.土地改良事業(とちかいりょうじぎょう)を進める

(1)土地改良事業とは

新鶴村の田んぼ

 上の写真は,整備(せいび)された新鶴村の田んぼの様子です。1まいの田んぼが長方形(30アール)に区切られ,農道もたて,横に,はば広く通っています。

 いくつかの小さな田んぼや畑をまとめて,大きな田んぼや畑にしていき,あわせて,道路や用水路なども整備していくことを土地改良事業と言います。

(2)土地改良事業を進めるわけ

 新鶴村は,大正(たいしょう)時代の末から昭和時代の初めに区画整理(くかくせいり)(土地のしきりを改めていく)が行われました。しかし,その区画(10アール)はせまく,耕地はあちこちにちらばり,農道もせまく,用水路や排水路(はいすいろ)が整備されないままでした。
 1まい1まいの田んぼや畑の大きさがちがっていたり,ちらばっていたりすると農作業がふべんです。


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