ふるさと「新鶴」 -016/024page
社会環境
安全で快適な毎日のために、暮らしを支える基盤づくりが進行中。
生活環境を支える基本的要素として、村では上下水道・廃棄物処理・住宅の対策・整備に重点を置いています。
上下水道については、生活様式の変化により水の供給量が年々増加傾向にあることから、将来のことも踏まえ、昭和63年から平成4年度までの5年間で簡易水道拡張事業を実施しました。これらの施設を活用し、会津若松水道用水供給事業団からの受水により、各家庭に対し安全で安定した水道用水の供給を実現しています。また、環境保全の意味において早急な下水道の整備が望まれることから、農業集落排水整備事業の導入に向けて生活排水処理基本計画を作成し、合併浄化槽設置整備事業補助制度を樹立し、普及奨励事業を開始しています。
また、全国的に増加傾向にある廃棄物の処理は、村にとっても大きな課題です。現在は、廃棄物の資源化・減量化を進めていくため、分別収集を実施しています。また、他団体など行っている廃品回収なども効果をあげています。ごみ処理については逆有償化の傾向にあるため、今後どのように対応していくか慎重に検討していく方向です。
会津若松市から12キロという位置にある新鶴村は、その恵まれた環境を生かしたベッドタウンとしても有望です。そこで村では、立石田・鶴野辺地区において住宅団地造成事業を推進しています。これは、若年層の定住化とFターンの促進、地域の活性化もにらんだものです。