ふるさと「新鶴」 -019/024page

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族による家庭での介護が期待できなくなっています。このような現状を踏まえ、村では在宅生活支援に対する福祉サービスの充実を図っていく考えです。その核となっていくのが「デイサービスセンター」です。このセンターは、日常生活において介護を必要とする高齢者に対し、入浴や食事の世話、機能回復訓練などのサービスを実施していく施設で、在宅介護支援センターと併設し、平成11年度中に開設予定です。
 また、ホームヘルパーの増員による家庭奉仕員派遣事業の一層の充実と、一人暮らしなどの高齢者の安全な生活を確保する緊急通報システムの拡充についても、早急に進めていく考えです。
 児童や障害者に対する福祉対策についても積極的に取り組みます。出生率の低下、核家族化の進行などにより、子育て環境が変化しているという時代を踏まえ、児童に関する住民の相談に応じる児童相談所の相談・指導機能について、村民に対しより一層の周知徹底を図ります。また、障害者の在宅福祉サービスについても、その充実と広域的障害者施設の建設を促進していく考えです。
 村民の健康意識を高めるとともに、スポーツの機会を提供するため、村では「村民運動会」も実施しています。村民総参加のこの催しは、村に秋の訪れを告げる恒例行事となっており、レクリエーションとしても喜ばれています。さらに平成7年度からは「新鶴温泉健康マラソン大会」も開催。村内外からの参加者を集め、新たな交流の場にもなっています。
 また、平成6年7月に地域保健対策強化のための関係法律が公布されたのを受け、今後村ではその中心的役割を担っていく保健婦の資質の向上に努め、研修機会の拡充を図るとともに、村民に対しては、「自分の健康は自分で守る」という予防意識の高揚を促し、「ねたきり0」を目指す保健推進活動に力を入れるとともに、各種成人病検診の実施と、健康相談の充実と促進に努めます。



村民運動会
村民運動会

検診
検 診

在宅介護
在宅介護

新鶴温泉健康マラソン大会
      新鶴温泉健康マラソン大会


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