わたしたちのふるさと 金山町-041/104page
昭和元年から昭和30年代
昭和のはじめ、金山町の山々から出された木材は「沢流し」や「いかだ流し」という方法で、山入川・野尻川・只見川から阿賀野川の貯木場(新潟県津川町)まで流され運ばれました。
木材の沢流し風景
昭和16年には太平洋戦争がはじまりました。戦争になってからは、ものがなくなり生活も苦しくなりました。山間の金山町でも見張り台がつくられ、こうだいで見張り台に立ち、敵の飛行機が来るのを見つけるとみんなに知らせ、にげました。
見張り台で
〈戦争中のお話〉
勉強などはひとつもできず、毎日開墾などをしていました。
※開墾:山や野原をたがやして新しく田や畑にすること。