わたしたちのふるさと 金山町-040/104page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

図
明治のはじめごろまでは、只見川をはさんだ対々は舟で行き来をしていました。しかし舟渡しは不便だったし危険でもあったので、人々は自分たちで資材を村の山から切り出し、橋をかける工事をはじめました。
大正2年にできた大塩と横田を結ぶ二本木橋の渡り初めは、おおぜいの人が集まってお祝いをしました。
金山町では、昔から明かりに使うろうそくがっくられていましたが、高価なため自分たちで使うことはなく、明治の中ごろまでいろりのたき火が明かりでした。明治のおわりごろになってランプになり、大正11年に電とうがついたのです。人々はその明るさにおどろきました。

舟渡しのようす
舟渡しのようす

二本木橋の渡り初め 大正2年
二本木橋の渡り初め 大正2年

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は金山町教育委員会に帰属します。
金山町教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。