昭和村勢要覧 -010/024page

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安心して暮らせる村づくり

建設・消防

消防検閲式
●消防検閲式

近年の生活様式の変化と、観光人口などの増加によって、水の使用量・汚水量は年々増加の傾向にあるため、良質な水源の確保による簡易水道の安定供給と住環境・自然環境保全には全村の早期下水道化が欠かせません。

人口の減少を防ぐために欠かすことのできない村営住宅は低中所得者用の公営住宅と高中所得者向けの特定公共賃貸住宅とが整備された町裏団地があり、若年層の安住化促進を図っています。

豪雪地帯だあり、鉄道のない本村は冬になると道路が途絶することで「陸の孤島」と呼ばれることもありましたが、現在では道路整備もすすみ、除雪ドーザの導入で冬期交通路の確保には万全の体制が整っています。

また、安全な日常生活のためには地域消防・防災対策の推進は欠くことのできないものです。現有勢力は4分団、10班で団員159名、婦人防火隊も9集落に結成され、予防消防・初期消化活動・防災思想の普及徹底に努めています。

村営住宅
●村営住宅



交通

国道400号線
●国道400号線

国道2路線、主要地方道1路線、一般県道1路線がある本村ですが、鉄道が通っていないため、マイカーやバスでの移動が唯一の交通手段となっています。

しかし冬期間は国道400号の田島間、401号の南郷村及び会津高田町間の峠部は通行止めになります。こうした冬期交通不能区間の改良整備が本村の悲願ともいえるでしょう。

国道400号は舟鼻峠の改良促進によって冬期交通の安全確保をはかり401号は博士峠のトンネル等の整備によって会津若松市への年間を通した交通路の確保を行います。このことで冬期間における袋小路的状況から脱却により、社会生活や経済活動が効果的・効率的に展開できるよう整備の実現は欠かせないものといえます。

これらの道路網の整備により若年層の流出をくい止め安住化を促進し、また産業の安定成長を図ることができるのです。

除雪作業
●除雪作業


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