私たちの郷土 昭和村 - 061/099page

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 大水をふせぐ努力(どりょく)

 大水の被害(ひがい)にあった人たちは,苦労(くろう)してこわれた家や流された田畑を直(なお)しました。村でも,国や県と協力(きょうりょく)しながら,こわれた橋やけずられた道路を直すために努力しました。しかし,被害にあった人たちや村が努力したのは,こわれたものを直すだけではありません。二度と被害にあわないための努力もしたのです。そのひとつが,護岸工事(ごがんこうじ)と永久(えいきゅう)橋づくりです。

 護岸工事とは,川の水によって土手(どて)がけずられないよう,コンクリートで土手を固(かた)める工事をすることです。永久橋づくりとは,橋を木製(もくせい)からコンクリート製にしたり,橋のつくり方を工夫(くふう)したりして,よりがんじょうにすることです。これらは,村だけでなく,国や県の仕事としても行われたのです。

被害直後の川のようす
▲被害直後の川のようす
護岸工事完成後のようす
▲護岸工事完成後のようす
被害直後の橋のようす
▲被害直後の橋のようす
永久橋完成後のようす
▲永久橋完成後のようす


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