昭和村 あんじゃ こんじゃ -012-013/057page

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[駒止(こまど)湿原]

 昭和村と田島町にまたがる駒止湿原は、ブナ林に囲まれた10数個の湿原が点在しており、その代表的なものが大谷地(約14ha)、白樺谷地(約5ha)、水無谷地(約8ha)、国の天然記念物指定保護区域面積は10467haあります。この3つの谷地を結ぶ木道と道路は約2kmです。

 駒止湿原の特徴は低層から高層へ3種類の湿原があり、幅広い種類の植物を見ることができるのです。その数は471種類。 4月下旬のミスバショウに始まり、初夏のニッコウキスゲ、ワタスゲが湿原一面を彩るさまは見事です。また、秋の紅葉シーズンも見どころ。

 全ルート、片道130分〜180分ですが、木道のあちこちに休憩できるベンチなどが備えられているので、お弁当を持ってピクニックがてらの花見も楽しいでしょう。入口は昭和村方面からと、田島町方面どちらからも入山可能です。シーズンによってはクマに遭遇することもあるので準備は必要でしょう。

ニッコウキスゲ
    ニッコウキスゲ
駒止湿原地図

駒止湿原花暦

駒止湿原花暦

【駒止湿原散策で守りたいこと】
自由な散策の中にも、湿原を守るために気を付けなくてはならないマナーがあります。
動植物を採らない・木道から湿原には足を踏み入れない・カメラの三脚を湿原に入れない・トイレは決まった場所で・ペットは連れ込まない・ゴミのポイ捨て禁止・湿原を守る監視員の指示に従う など

ミズバショウ
ミズバショウ
コオニユリ
コオニユリ
コバイケイソウ
コバイケイソウ
キンコウカ
キンコウカ
ショウジョウパカマ
ショウジョウパカマ
サギスゲ
サギスゲ
リュウキンカ
リュウキンカ


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