昭和村 あんじゃ こんじゃ -022/057page

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[11] 熊野神社[ 喰丸 ]
[11] 熊野神社[ 喰丸 ]
 喰丸地区寺坂地内に祀られています。ご神体は伊邪那岐命・伊邪那美命、他一宮が合祀されており、村社の称号を持ち地域の鎮守様として親しまれています。舞台装置もあり古風な景観は本来の神社の風格を漂わせています。この近辺の村社や郷社の称号を持つ神社は、会津藩主・保科正之が治世する領域内の集落に合祀制度をとらせて、散在する守り神を一堂に集めて鎮守にしたといわれます。
[12] 諏訪神社[ 佐倉 ]
[12] 諏訪神社[ 佐倉 ]
 佐倉地区内に祀られており、ご神体は武御名方命一宮で、地域の鎮守様として崇められてきましたが、現在の社殿の一部は近年建造されたものです。

[13] 気多神社[ 小中津川 ]
[13] 気多神社[ 小中津川 ]
 小中津川地区宮原地内に祀られています。合祀祭神は大己貴命ほか一宮で、村社の称号を持ちます。門前には豪華な赤鳥居が立ち、本殿に向かって左に近年改修を終えたばかりの舞台を擁しており、コケラ落としに檜枝岐歌舞伎が上演された文化財でもあります。鎮守様では他の追従を許さない風格があり、山間の昭和村には珍しい平地に建てられた神社です。
[14] 熊野神社[ 下中津川 ]
[14] 熊野神社[ 下中津川 ]
 下中津川地区熊野堂地内にあります。合祀祭神は事解男命ほか二宮で、末社は雷神社・若木神社・山神社・稲荷神社・淡島神社、村社の称号をもちます。
 昭和26年に起こった下中津川大火で社殿が全焼しましたが、その後氏子の人達の懸命な復興で、現在にいたっています。ここも平地に社殿が建造されています。

[15] 春日神社[ 中向 ]
[15] 春日神社[ 中向 ]
 中向地区上ノ山地内に祀られています。合祀祭神は伊勢の内・外宮のほか六宮で、末宮に雷神社・若木神社・山神社・宗像神社があります。この宮は昭和村唯一の郷社で、昭和末期まで菊池家が神官の職を全うしていましたが、現在は太夫様不在となっています。
[16] 住吉神社[ 松山 ]
[16] 住吉神社[ 松山 ]
 松山地区居平地内に祀られています。三島神社・幸神・於都麻神の三神を移遷して四社神社と称され、表筒男命ほか五宮が合祀祭神となっており村社の称号があります。
 昔、各地の豪族達が一族の守護神として祀っていた社が、保科時代に合祀されたものと思われます。

[17] 稲荷神社[ 野尻 ]
[17] 稲荷神社[ 野尻 ]
 野尻地区岸地内ですが、地域の人達の住む場所からほど遠いところに鎮座しています。合祀祭神は仁徳天皇ほか三宮で末社に雷神社があります。村社の称号を持ち、お祭りが雪の季節に行われる珍しい風習があります。
[18] 青苧(あおそ)神社[ 下中津川 ]
[18] 青苧(あおそ)神社[ 下中津川 ]
 下中津川地区四百苅地内に稲荷神社とともに祀られています。文化8年(1811年)建立され、かつては、青苧(からむし)に係わる多くの人々の信仰を集めていました。また安産の神様として、毎年9月28日には栗城氏により直会が行われています。

< 仏 閣 >

(1) 仏森山 延命寺[ 喰丸 ]
(1) 仏森山 延命寺[ 喰丸 ]
 曹洞宗の宗門で本尊は釈迦如来。
天正4(1576)年、信州の清見師創建。
寛文年間(1661〜1673)、天寧寺村正法寺(会津若松市)の斧山師によって再建されました。現在は無住職です。


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