昭和村 あんじゃ こんじゃ -026-027/057page

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文化財編

[ 文 化 財 ]

何気ない風景の中や、道ばたにたたずむ文化財を訪ねてみましょう。
私たちの何代もの前からずっと昭和村を見守ってきた大きな木、優しい表情の石仏たち。連綿と続いてきた歴史の証人たちです。

からむし織
からむし織
両原太神楽
両原太神楽
秋の夕日に照らされたて佇む道祖神
秋の夕日に照らされたて佇む道祖神

石仏・道祖神(双体道祖神)

道祖神は、もともと境を守り悪霊の侵入をさえぎる神でしたが、時代が進み各地の村境に作られるようになると、行路の神、旅の安全、出産、幼児加護、縁結び、夫婦円満の神としての性格をもつようになったといわれています。
【双体道祖神の形態】
祝言像タイプ 男神が盃、女神がお銚子をもつ姿
握手像タイプ 男女神が寄り添い手を互いに握り合っている姿
抱擁像タイプ 男女神が互いに抱き合っている姿
接吻像タイプ 男女神が口づけをしている姿
双体道祖神
    双体道祖神

石仏・馬頭観音

馬耕が発達した関東・東北の守り神として、また養蚕の守り神としての信仰を持っていました。

石仏・庚申塔

中国には不老不死を願う信仰をもつ道教(老子)があります。この道教には三尺説があり、暦法の60日ごとに巡ってくる庚申の夜に三尺という虫が睡眠中に身体から抜け出して天帝にその罪過を報ずるから生命を奪われるという信仰があります。この信仰に基づいて、庚申の夜は眠らずに謹むというのが庚申待です。そして60年ごとの庚申の年には庚申塔を立てることを原則としたと言われています。さらに、江戸時代には、青面金剛を本尊とする庚申堂が広がりました。 14 庚申塔・青面金剛
    14 庚申塔・青面金剛

【文化財一覧】

1 駒止湿原 大芦地区 国天然記念物 昭和45.12.28指定
2 からむし生産技術保存協会 からむし工芸博物館 県伝統的工芸技術 平成2.3.9
国選定保存技術 平成3.11.16
3 からむし生産具とその製品 からむし工芸博物館 県重要有形民俗文化財 昭和58.3.26
4 からむし織技術保持団体 からむし工芸博物館 県重要無形文化財 平成1.3.22
県天然記念物 昭和45.12.25
5 矢の原湿原 下中津川矢の原 村天然記念物 昭和45.12.28
6 一里塚 阿久戸地区 村史跡 昭和55.3.1
7 大島氏の碑 喰丸松木平 村有形文化財 平成9.12.1
8 「信州高遠石工作品」寄進石灯籠 正法寺境内 村有形文化財 平成9.12.1
9 「信州高遠石工作品」石鳥居 両原八幡神社入口 村有形文化財 平成9.12.1
10「信州高遠石工作品」石灯籠2基 気多神社境内 村有形文化財 平成9.12.1
11 「信州高遠石工作品」石鳥居 中見沢大山祗神社入口 村有形文化財 平成9.12.1
12 「信州高遠石工作品」二十三夜供養塔 下中津川新屋敷地内 村有形文化財 平成9.12.1
13 石段・石鳥居・石灯籠 大芦中組山神社 村有形文化財 平成9.12.1
14 庚申塔 佐倉字馬場地内 村有形文化財 平成9.12.1
15 火祭り 阿久戸地区 村無形民俗文化財 平成9.12.1
16 早乙女踊り 両原地区(1月14日) 村無形民俗文化財 平成9.12.1
17 さいかちの木 中向春日神社境内 村天然記念物 平成9.12.1
18 かしわの木 下中津川正法寺境内 村天然記念物 平成9.12.1
19 イチョウの木 両原八幡神社 村天然記念物 平成9.12.1
20 水芭蕉としらかばの杜 小野川九九竜地内 村天然記念物 平成9.12.1

1 駒止湿原
    1 駒止湿原

2 かしわの木(正法寺)
2 かしわの木(正法寺)
5 さいかちの木(春日神社)
5 さいかちの木(春日神社)
6 一里塚(阿久戸)
6 一里塚(阿久戸)
16 早乙女踊り
16 早乙女踊り

昭和村の地図[文化財]


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