ゆたかな下郷町の自然-074/105page
(5)哺乳類(ほにゅうるい)[子どもを母の乳で育てる動物]
哺乳類には、虫を食べるトガリネズミやモグラ、空を飛ぶコウモリ、ウサギやリス、肉食のクマやイヌ、蹄(ひずめ)の二つにわれているイノシシやシカなど大きく分けられている。ニホンザルも哺乳類で、霊長目(れいちょうもく)のオナガザル科で数は少ないが奥山にすんでいる。
わが町にもいろいろな動物がすんでいるので、注意して観察してみよう。動物は、姿が見えなくても、足跡や、糞(ふん)などから種類がわかります。
【ツキノワグマ】(クマ科)
冬ごもりの穴の中で子どもを産む。当地の哺乳類(獣)の中では、一番大型の動物です。
〈保育社の図鑑より〉
【ホンドタヌキ】(イヌ科)
夜活動するので、交通事故にあったタヌキの死骸が道路にころがっていることが多い。
〈十文字の民家にえさをもとめてやってくるタヌキです〉
【ニホンリス】(リス科)
えさ台にきたリス。
〈田島町長沼勲氏の自宅裏にて撮影〉