ゆたかな下郷町の自然-075/105page
◆まぎらわしいタヌキとムジナ
タヌキとキツネは、イヌ科のなかまで、アナグマとイタチは、イタチ科です。アナグマは、マミ・ムジナなどともよばれるが、正しくは、ニホンアナグマという。夜畑に出てきてトウモロコシなどの作物を喰いあらす。
◆キツネ
キツネは、昔から人々にしたしまれ、また、おそれられてもきた。正しくは「ホンドギツネ」といって、キタキツネと区別している。キツネは、ほんとうに人間をだますだろうか???
◆イタチのなかま
イタチのなかまは、ネコ科のなかまほど完全な肉食ではなく、果実なども食べる。おしりのところに特別なしかけがあって、敵におそわれると、くさい液を出す。(いたちっぺ)という。
◆ホンドテン・オコジョ
ホンドテ・オコジョもイタチのなかまで、夜活動し、ネズミなどを食べる。ときにはニワトリをおそうこともある。
◆ハクビシン(ジャコウネコ科)
ハクビシンは、我町にも生息している。
◆トウホクノウサギ・ハタネズミ・カヤネズミ・ヤマネ・クマネズミなどは多い。
【ニホンアナグマ】(イタチ科)
夜畑に出てきてトウモロコシ(トウミギ)等を食い荒らし、農家の人が困っている。
足が短くタヌキと見分けがつきにくい。
〈保育社の図鑑より〉