(2)むかしからの行事
　1)正月の行事
　元旦の早朝、神社におまいりをして家内安全などを願う元旦参りをします。また、元旦には、地区によっては、おぞうにを家族そろって食べておいわいをします。
　「だんごさし」は、正月13日にミズノキに米のこなで作っただんごをさし、神だなにそなえたものです。ほうさくをいのって行われる行事です。
　「おんべ」は、15日、松かざり、書き初め古いおふだなどをもちより、切ってきた松の木にむすびつけ、わらをからげてそれをもやすものです。その火でもちをやいて食べると一年中、おなかの病気をしないといわれています。


だんごさし


おんべ

　2)冬の行事
　2月3日は節分です。夜、家々で「福は内、鬼は外」と言いながら、悪いことがおこらないようにねがってまめをまきます。子どもたちは、まめひろいに歩きます。
　3)春の行事
　3月3日は、ひな祭りです。ひな人形をかざり、ひしもちをそなえ、あま酒をのんで女の子のすこやかな成長をねがい、おいわいします。