相馬市市勢要覧 -009/050page
姉妹都市
お互いの文化を高めるために−流山市は人口14万6千人の首都近郊の住宅都市。650年前、流山市を中心とする 下総国一帯を治めていた千葉相馬氏が、故あって奥州相馬に移って以来、 相馬と流山は深い絆で結ばれています。平成3年には、流山市民ふれあいセンター 「相馬ユートピア」がオープン、スポーツ・文化などの交流とともに市民相互の 友好と親善を深めています。
大樹町は、十勝平野の南部に位置する人口7千人の酪農を中心とする町。 明治から大正にかけ、開拓移住団などで相馬出身者が数多く入植しました。 また、昭和42年には、相馬家33代和胤氏が大樹町に移住し、牧場を開設して 友好が深まりました。姉妹都市締結後も、毎年「大樹町物産まつり」が開かれるなど、 交流が盛んに行われています。
豊頃町は、十勝平野の東南端に位置する人口5千人の農業と漁業の町。 明治から大正にかけ、開拓移住団などで相馬出身者が数多く入植しました。 また、相馬市と縁の深い二宮尊徳の孫尊親が、報徳精神を北海道の地に生かしていこうと 二宮農場を開きました。少年使節団などによって交流を深めています。