のびゆくそうま-134/148page

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◎ 二宮仕法とはどんな考えで、どんなことが行われたか調べてみましょう。
どんなことかな
どんなことかな。

二宮仕法とは、
・生活をひかえめにし、むだづかいをしないで、しんけんにはたらき、いつも子孫や他の人にゆずるものを残して生活すること。
・村の中でがんばっている人を投票によって選んで、表しょうし、はげみとすること。
これが考えのもとになっています。
この仕法が最初に行われたのは、成田村・坪田村でした。高慶は2つの村のようすをくわしく調べました。
家族の人数、田の広さ、水の便、取れ高、家のようすなどくわしく調べました。調べたことをもとに、むだなことや仕事の仕方を教えたり、つつみや用水路を直したり、新しく作ったりしました。
仕法が初めて行われた土地
仕法が初めて行われた土地
さらに、真剣にはたらく人を表しようしたり、困っている人には家や農具、馬などをあたえました。また、人を増やすために遠くから人をよんだりしました。
二宮仕法により、村のくらしがよくなってくると自分たちの
初めて行われたことを表す案内板
初めて行われたことを表す案内板

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