新地町の文化財ご案内 -009/017page
名 称 : 「駒ヶ嶺戊辰戦役の碑」 所在地 : 駒ヶ嶺字東善寺下 概 要
戊辰戦役における浜通りの最後の決戦場となったのは、駒ヶ嶺から新地にかけて であり、特に駒ヶ嶺城が攻防の中心となった。駒ヶ嶺城は8月11日に落城し、同月20日に反攻作戦が行われたが、兵器の違いなどから不 成功に終った。ここには、浜通りにおける戦死者の塔と、記念碑戦死塚が建っている。
民俗芸能
名 称 : 「福田十二神楽」 所在地 : 福田字諏訪 諏訪神社 平成5年3月26日目 県重要無形民俗文化財指定 概 要
江戸時代末期に宮城県伊具郡丸森町竹谷より伝授され、以後代々伝承して現在に 至っている。諏訪神社の春秋(5月3日、11月3日)の例祭に奉納することを基本としている。福田に伝えた丸森町竹谷の神楽は廃止されている。竹谷では、伊勢神宮より伝授されたと いう記録があり、福田のほか駒ヶ嶺及び白石と塩釜に伝えられている。
系統は、出雲系法印神楽の流れを汲むもので、福島県には類例が少ない。継承は一代7年間で、大字福田地内の小学生(8〜12歳)の長男12名で構成する。現在第 20代目の神楽師が継承している。
名 称 : 「高田岩戸神楽」 所在地 : 駒ヶ嶺字東雨溜 石田功一方 概 要
明治20年代に相馬市成田から伝授された。高田地内の青壮年の同好者によって構 成され、子眉嶺神社の例大祭に奉納するほか、厄祓いなどを行う。
名 称 : 「釣師神楽」 所在地 : 谷地小屋字釣師 砂金隆光方 概 要
いついかなる経路で伝承されたかは不明。一説には、明治初年に若者たちが博打