博物館学習指導の手引き-005/098page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

『博物館学習指導の手引き』の利用法

野馬追の里原町市立博物館は、野馬追の里(旧相馬中村藩領域)の相馬野馬追や歴史、自然、さらに民俗にかかる資料を調査収集し、展示公開しながら、地域の歴史と文化について理解を深め、学術・文化の発展と伝承に努めることを、その使命としています。
それぞれの資料は・作られた時代や場所・作った人々・また使われた目的や方法など・多くの情報を持っています。資料を通して、それらの情報を身近に感じ取り、歴史とは何かということを具体的にとらえ、地域の歴史や文化に深い理解と関心を持つことは大切なことです。
本書は、教育現場の先生方が、授業や見学学習を通して、博物館資料をどう活用すれば効果的な指導ができるか、その手がかりとなればと思い、作成したものです。本書を活用することにより、先生方の地域理解が深まり、興味ある、しかも子供たちの学習意欲を高める授業等が展開されるよう、期待いたします。
本書は、三部で構成されています。
第一部は、小学校社会科、理科の指導計画とそれに対応する博物館展示資料が一覧表になっています。記載資料には・簡単な解説や授業における資料活用の視点が書かれています。
第二部は、第一部に記載された博物館資料のうち、授業に取り入れて効果的と思われるものをいくつか選び、わかりやすい解説や関連する資料を記載しています。
第三部は、博物館資料を活用して、授業を効果的に進める場合の具体的な展開例を記載しています。

【凡例】
・指導計画と博物館賃料の対応一覧表の中で、博物館資料の欄の英文字は、以下の展示コーナーを表しています。
a=野馬追
b=自然
c=歴史(原始・古代)
d=歴史(中世)
e=歴史(近世)
f=歴史(近・現代)
g=民俗

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は野馬追の里 原町市立博物館に帰属します。
野馬追の里 原町市立博物館の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。