博物館学習指導の手引き-011/098page

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■小学校6学年社会科(1)

単元名・単元のねらい 主な学習内容 博物館資料 資料活用の視点
1、日本の歴史

○同家・社会の発展に貢献した人物の働きや代太的な文化遺産を中心として、日本の歴史1:の主な事象について理解させるとともに、目木の歴史や伝統に対する関心とそれを大切にしょうとする態度を育てる。

○導入わたしたちの市の歴史探検

・身近な地域に残っている行事や遺跡、文化財などを調べ、興味・関心を持ち、調べた結果を年表に位置づけたりしながら、日本全体の歴史や日本の歴史の始まりに目を向ける。

・博物館に行ってみよう

(歴史探検)

・調べたことを年表にまとめよう

・ここは5500年前のむら

[a、野馬追]

・相馬野馬追

・神旗争奪戦の様子

・甲冑、指旗、鞭

・神輿、陣口

・野馬懸の道具

・桜井遺跡の出土品

・石庖丁

・打製・磨製石斧

・馬形埴輪

・1竪穴住居復元模型

・古代の製鉄炉

(原町市長瀞遺跡)

・牛越城模型

・原の町宿の想定復元模型

[c、獲物を求めて]

・旧石器時代の石器(橋本町遺跡)

・縄文十器と狩の道具

・縄文人の四季
○人物の働きは、その人物の順いや歴史上果たした役割などを、資料をもとに調べさせ、具体的に理解させる。

○文化遺産は、単なる文化財としてでなく、その背景にある当時の人々の生爪や原質いとあわせてとらえさせる。

・一千年余りの歴史をもつ相馬野馬追は、相馬人の心と気質(武士道)をつちかってきた伝統ある行事であることをとらえさせる。

・騎馬武者が着装している具足、指旗は、ともに由緒のあるもの。

・桜井古墳は、新山川南岸の河岸段丘に位置しこの地方を代表する遺跡。全長72mで、東北地方を代表する前方後方墳(4世紀末から51世紀前半ごろ築造)

・馬形埴輪は、相馬市丸塚古墳出土。

・10分の1で復元、床には住を立てた穴や火をたいた火戸がある。(4111:紀)

・7世紀後'11から9世紀までの製鉄炉123基などが検出されており、鉄を大量生産していたこと力{わかる。

・慶長2年(1597)から6年間、相馬領主の城館であった。

・幕末191口j紀中項の原町宿場の模型、街の中央の掘割、高札場、中の郷陣屋がみられる。

・旧石器時代の人々は、植物の採集や狩猟によって食料を得ていたことに気づかせる。

・縄文人は、石の道貝で骨、角、員、木などを加工し、狩りや生活の道具を作っていた。

・食料を得やすい場所に、竪穴住居を建て、やがて、ムラが形成された。

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