■小学校6学年社会科(4)
単元名・単元のねらい 主な学習内容 博物館資料 資料活用の視点 (2)胆武人皇と奈良の大仏 ・大仏造営の口的や様子を調べ、天皇を中心とした国ができたことや、それを支えた農民の働きや大陸文化の影響をとらえる。
・大仏の完成式に参加してみよう ・天皇の力が強くなる
・大仏をつくる・使者たちが文化を伝える
・都のはなやかさのかげで[c、律令の政治と行方郡] ・律令時代の東北地方
・行方郡・泉廃寺跡
・人道迫瓦窯跡・京塚沢瓦窯跡
・律令時代の税制度・泉廃寺跡出土品
・瓦、硯、礎石焼け米(炭化米)・入道迫瓦窯跡の須恵器と瓦
・古代の製鉄炉(原町市長瀞遺跡)・堅形炉の操業のようす
・川内迫遺跡群山土品・獣脚鋳型
・9世紀ごろの製鉄のようす・墨書土師器
・7世紀から8世紀の初めにかけて、中国の法律を手本とした律令がつくられ、新しい政治が始まった。都には、中央政府がおかれ、全国は国、郡、里(郷)の行政組織に区分され、国府や郡衙で、地方の行政が行われたことを理解させる。 ・この地域は、陸奥国行方郡に偏入されたことにふれる。
・農民には、口分田があたえられ、租、庸、調などの税が課せられたことに気づかせる。・泉廃寺跡の出土品から、原町市周辺には、行方郡衙などの施設がおかれていた可能性が高いことを考えさせる。
・植松廃寺跡や人道迫瓦窯跡はこの時代の遺跡である。・長瀞遺跡は、原町市金沢地区の発掘調査により発見された製鉄遺跡群で、7世紀後半から9世紀までの製鉄炉123基などが検出されている。
・製鉄炉は、砂鉄を溶かして鉄製品の素材となる鉄を作るためのもので、炉の形が、長方形の物を箱形炉、円筒形のものを蝶形炉と呼んでいた。・川内迫遺跡も製鉄関連遺跡で、獣脚鋳型が出土している。
・これらの遺跡から,この地方が,当時大規模な鉄の生産地域であったことをとらえさせる。・金沢製鉄遺跡から発掘された。「厩酒杯」とかかれている。