関連単元名:明治の新しい世の中
展示コーナー:f:近代化のあゆみ
資料名:町村制実施の行政区分明治28年頃の原ノ町
郡町村の成立
明治4年(1871)7月廃藩置県が実施される。中村藩は中村県となり、旧藩主相馬誠胤は東京に移住する。同年11月2日中村県は平県に合併。28日には磐前県と改称した。明治5年(1872)3月、郡町村をそれぞれ大区・小区に分けて、大区に区長、小区に区戸長を置き、陣屋・肝入りを廃止した。磐前県の行方・宇多郡は第三大区となり、行方郡は7つの小区に分けられ、区会所は南新田に置かれた。明治9年(1876)福島・磐前・若松県を合併し、福島県となり、区制・郡町村制が実施された。行方郡第25区(区会所・原町)宇多郡第26区(区会所・中村)楢葉郡・標葉郡第24区(区会所・広野、長塚)
明治5年廃藩置県後の行政区分
明治22年 町村制実施の行政区分
庶務係の任命状
明治10年脇本善明氏蔵
世話係の任命状
明治17年(1884)星孝悦氏蔵
地券
地券は明治政府が発行した土地所有の権利証である。登記制がとられるまでは、地券が土地所有の証明であり、租税賦課の基となった。
広瀬直子氏蔵
明治28年頃の原ノ町の図