博物館学習指導の手引き-079/098page

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6.指導過程

段階 学習活動・内容 時間 ○教師の支援 ◎評価 資料
つかむ 1.桜井遺跡について知り、遺跡の様子と規模などをつかむ。 5分 ○原町市にある桜井遺跡に目を向けさせ、当時の人々の生活について調べようという意欲を持たせるようにする。  
     
       
  米づくりが始まると、人々の生活はどのように変わったのだろうか。    
    ○桜井遺跡は、新出川南岸の河岸段丘に位置し、この地方を代表する遺跡であることを説明する。  
     
       
         
  2.弥生時代の米づくりの様子やくらしについて調べる。 33    
    ○平地に定住し、稲作をし、集団で生活していたことに気づかせる。 米づくりの
  (1)このころの人々のくらしはどのようであったか話し合う。   1年
    ○桜井遺跡から出土した石包丁などの資料から、この地方でも稲作が行われていたことをとらえさせる。  
しらべる (2)どのようにして米づくりをしていたかを調べる。   石包丁
    石1包丁によ
  ○あぜづくり…木のくわ、すき   ○出土品から、そのころの人々の仕事の様子を想起させるようにする。 る穂摘み
  ○もみまき……じかまき   木製農耕具
  ○稲刈り…………石包丁     打製石器
  ○脱穀…………うす、きね      
  ○貯蔵…………高床の倉庫など   ○米づくりには共1司生産の必要があったことや技術の発達があったことをつかませたい。  
  (3)人々の上浜や社会がどのように変わっていったか話し合う。    
     
  ○生活の安定   ○人々はむらをつくり、主に竪穴式住居でくらし、稲作により食料を蓄えることが可能となったことや米づくりは階級を生み出していったことなど、生活や社会のの変化に気づかせる。  
  ○むらの出現    
  ○貧富の差    
       
       
       
       
      ◎米づくりの始まりによって、人々の生活や社会が変化したことを発表できたか。(発表)  
まとめる 3.米づくりがもたらした人々の生活や社会の変化についてまとめる。 7  
     
      ○博物館には、このころの様子を原始・古代の展示コーナーとして展示していることを紹介し、見学への意欲を持たせる。  
  米づくりによって、むらをつくって住むようになったが貧富の差も出てきた。    
     
     

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