6.指導過程
段階 学習活動・内容 時間 ○教師の支援 ◎評価 資料 つかむ 1.これは古墳といいます。気づいたことを発表してみよう。 5分 ○博物館資料「空から見た桜井古墳」や「桜井古墳実測図」を提示して、気づいたことについて自由に発表させることで、古墳に対する関心を高めたい。 写真図 ○大きいなあ。 ○どこにあるのだろう。 ○四角い山が二つあるなあ。 古墳は誰が何のためにつくったのだろう。 ○単なる数値としての大きさではなく、学校の敷地などと比較してその人きさを実感させたい。 ○古墳は墓であること、桜井古墳は原町市にあることなどを確認し、誰が何のためにつくったかをめあてとしていきたい。 しらべる 2.古墳をつくるために働いている人々です。気づいたことを発表してみよう。 10 ○教科書の想像図を手がかりに、細部まで日を配らせ、一人一人の気づきを全員で確認していくようにする。 ○古墳土で見張っている人はどんな役割なんだろう。 ○古墳に使われたものと同じくらいの人きさの石を持たせてみることで、作業の困難さを実感させたい。 ○槍や刀をもった兵上が、働いている人を監視している。 ○石や人形みたいなものが並んでいる。 ○十を固める、石を運ぶなどの作業をしている。 3.古墳について調べよう。 15 ○古墳は豪族の墓。 ○古墳について、教科書や資料をもとに調べたり、発表させたりすることで主体的な学習を促したい。 ○豪族が自分の力の強さを見せつけるために農民につくらせた。 ○埴輪などの副葬品もある。 ○古墳について調べ、豪族が自分の権力の強大さを三張するためにつくらせたことをとらえられるようにしたい。 ○全国につくられた。 まとめる ○古墳をつくるために多くの日にちがかかった。 ◎豪族の力の強人さに気づくことができたか。(ノート・発表) 4.福島県と宮城県の古墳の分布図です。どんなことに気づきますか。 10 ○自分たちの身近なところにも多くの古墳があることを資料を通して実感させたい。 分布図 ○自分たちの周りにいっぱいあるんだ。 ◎自分たちの住む地方にも豪族がいたことがわかったか。 ○浜通りにもたくさんあるぞ。 ○桜井古墳より大きいものもあるぞ。 (発表・態度) ○吹き出し等を利川して、古墳づくりに関わった人々の立場に立って、その気持ちをまとめ発表させたい。 学習プリント 5.古墳づくりに関わった人たちの気持ちを想像してみよう。 5 ○豪族……立派な墓をつくって俺の力を見せつけてやる。 ○農民……何で俺たちはこんな大変な作業をさせられるんだ。 ○技術者…自分の設計どおりにできてきたなあ。