博物館学習指導の手引き-085/098page

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6.指導過程

段階 学習活動・内容

時間

○教師の支援 ◎評価 資料
つかむ 1.大阪の蔵やしきの絵を見て、気づいたことを話し合い、本時の課題をつかむ。 5分 ○絵からおびただしい数の船、蔵、人の様子を丁寧に,読みとらせたい。 菱垣新綿船
    川口出航之図
     
  ・船や人の数が多い。   ○大阪に全国から品物が運ばれ、商業の中心であったことに気づかせるとともに、商人が力をつけてきたことをとらえさせる。  
  ・大きな蔵がたくさんある。    
  ・船で何かを運んでいる。    
  ・にぎやかだ。    
  めあて なぜ、商業がさかんになったのだろう。      
    ○めあてをしっかりとらえさせるために、フラッシュカードを利川する。  
       
  2.商業が発達した理由について資料、本文から考え、発表する。 12    
    ○江戸時代の中頃には、耕地面積は室町時代の3倍以上に、秀吉時代の2倍以土に増えていることを読みとらせる。 耕地の増加比較グラフ
  ・耕地面積が増加した。  
  ・職人や村人の1天で物資の生産力が高まった。    
     
         
広げる 3.我が「原の町」はどうだったのか、 15    
深める 博物館の展示資料から考え、発表する。   ○原の町も商業が発達し、大きな商家が栄えたことをとらえさせ、歴史が身近なものであることに気づかせたい。 (写真資料)
    原の町宿絵図
  ・大きな建物が並んでいる。   原の町宿想定模型
  ・家々には蔵がある。  
  ・お客は着物が派手で金持ちのようだ。     商家の店頭
    ○児童たちは事前に総合的学習で、博物館を訪問しているので、それを思い出させる。  
  ・何を商労しているのだろう。    
       
  4.人々の生活はどのように変わっていったか、本文や絵などをもとに話し合い、発表する。 10    
    ○旅行、学問など文化が広がったことに気づかせる。また原の町でも野馬追見物の行楽客で賑わったことにも触れたい。 東海道五十
    三次
  ・旅行がブームになった。    
  ・子どもが寺子屋で勉強した。    
         
まとめる 5.不時のまとめをする。 5 ○商業の発達は、商人、職人、村人の成長によってなされたことを確認し、その結果、世の中が変化し、次の時代の呼び水になっていることに気づかせ、次時への意欲を持たせる。  
       
       
       
       

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