6.指導過程
段階 学習活動・内容 時間
○教師の支援 ◎評価 資料 つかむ 1.大阪の蔵やしきの絵を見て、気づいたことを話し合い、本時の課題をつかむ。 5分 ○絵からおびただしい数の船、蔵、人の様子を丁寧に,読みとらせたい。 菱垣新綿船 川口出航之図 ・船や人の数が多い。 ○大阪に全国から品物が運ばれ、商業の中心であったことに気づかせるとともに、商人が力をつけてきたことをとらえさせる。 ・大きな蔵がたくさんある。 ・船で何かを運んでいる。 ・にぎやかだ。 めあて なぜ、商業がさかんになったのだろう。 ○めあてをしっかりとらえさせるために、フラッシュカードを利川する。 2.商業が発達した理由について資料、本文から考え、発表する。 12 ○江戸時代の中頃には、耕地面積は室町時代の3倍以上に、秀吉時代の2倍以土に増えていることを読みとらせる。 耕地の増加比較グラフ ・耕地面積が増加した。 ・職人や村人の1天で物資の生産力が高まった。 広げる 3.我が「原の町」はどうだったのか、 15 深める 博物館の展示資料から考え、発表する。 ○原の町も商業が発達し、大きな商家が栄えたことをとらえさせ、歴史が身近なものであることに気づかせたい。 (写真資料) 原の町宿絵図 ・大きな建物が並んでいる。 原の町宿想定模型 ・家々には蔵がある。 ・お客は着物が派手で金持ちのようだ。 商家の店頭 ○児童たちは事前に総合的学習で、博物館を訪問しているので、それを思い出させる。 ・何を商労しているのだろう。 4.人々の生活はどのように変わっていったか、本文や絵などをもとに話し合い、発表する。 10 ○旅行、学問など文化が広がったことに気づかせる。また原の町でも野馬追見物の行楽客で賑わったことにも触れたい。 東海道五十 三次 ・旅行がブームになった。 ・子どもが寺子屋で勉強した。 まとめる 5.不時のまとめをする。 5 ○商業の発達は、商人、職人、村人の成長によってなされたことを確認し、その結果、世の中が変化し、次の時代の呼び水になっていることに気づかせ、次時への意欲を持たせる。