6.指導過程
段階 学習活動・内容 時間 ○教師の支援 ◎評価 資料 つかむ 1.前時の学習内容を振り返り、本時の学習内容や活動を確認する。 5分 ○日本の産業革命の中で交通機関の発達がもたらしたことについて考えさせる。 常磐線(海岸線)は、どのような理由で開通し、近代化へどのような役割を果たしたか。 ○身近な常磐線を具体例にあげ、課題意識を高めさせる。 みおとす 2.問題解決のための見通しや予想、を立てる。 5 (1)常磐線開通の理由について ○課題に対する予想や見通しをもつことができるように、博物館資料「常磐線の開通」を提示する。 常磐線の開通 ・日本各地に鉄道が敷かれたから ・戦争で人や物資の輸送が必要であったから ・資本主義の発達に伴って (2)近代化の役割について ・人や物資の輸送が便利になり遠くまで運べるようになった。 ◎課題解決のための予想や見通しを持つことができたか。(発表) ・駅に沿って住宅地が増えたなど しらべる 3.課題について調べる。 (1)常磐線開通の理由について 10 ○博物館資料「交通にみる近代化」から常磐線開通の理由や近代化の役割についてとらえさせる。 交通に見る近代化 ・地元の人々の熱心な誘致活動 (経済効果・軍事土の必要性) ・輸送力が戦11時、平時を問わず国の利益を増大させる ○博物館資料「機関庫のある町」から常磐線の発着駅となった原ノ町版の様子や役割について転車台の写真を見せながら補足説明し、学習への興味関心を一層高めさせる。 機関庫のある町の写真 (2)近代化への役割について 15 ・産業の発達(経済効果→人) ・人や物資の輸送が便利になった ・地域の一体化を進めた ・駅沿いの町並みが変化した ○博物館資料「交通にみる近代化」から常磐線と常磐炭田との関わりについても考えさせる。 ・文化の交流が深まった まとめる 4.木時のまとめをする。 10 ◎学習課題についてのまとめを自分の言葉でまとめることができたか。(ノート・発表) ○さらに疑問点などがあれば、発表させ博物館等に様々な資料があることを生徒に促す。