博物館学習指導の手引き-094/098page

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7.活動過程(本時)(博物館での見学・観察、聞き取り調査)

段階 学習活動・内容 時間 ○教師の支援 ◎評価 資料
導入 1訪問の意図を博物館の所員に説明する。 5分 ○必要な場合は、事前に博物館所員と打ち合わせをする。 博物館資料の一覧参照
   
      ○施設でのマナーを確認させる。 【自然】
展開 2博物館資料の見学をする。 40 ○vtr等の視聴覚機器の活用により、記録に留めさせる。 ・ハラマチクジラ化石等
     
  (1)学芸員の説明を聞く。   ○児童の調べたいという思いや願いを大切にさせる。 ・アンモナイト
  ・記録と質問   【歴史】
      ◎自分が考えた疑問を率直に質問できたか。 ・土鈴と鋳型
      ・寺跡の瓦
  (2)自由に見学・体験活動を行う。 90 ◎課題解決するために、学習方法を工夫することができたか。 ・桜井古墳
  ・記録と質問   ・石庖丁
      ○博物館に収蔵されているものを準備し、直接ふれることができるものを通して、課題追究できるようにする。 ・滝ノ原遺跡の縄文土器
     
      ・前田遺跡の土偶
      ○収集しにくい資料については、積極的に所員にアプローチするように、収集方法を知らせる。
      ・犬這遺跡の耳飾り
     
      ◎学習を通して、郷土への愛情を深めることができたか。 ・製鉄炉
      ・馬具
      ○自分の考えをまとめるため、表やグラフ等でまとめるように助言する。 ・領地日録
  3記録のまとめをする。 60 ・供養塔
      ○簡易発表会の内容や発表の仕方について、アドバイスをする。 ・岡田文書
  4簡易発表会の準備をする。 30 ・無線塔
      ○調べた内容について、各班で簡単に発表会を設定する。 ・薬葵
  5簡易発表会を行う。 45 ・望遠鏡等
  ○ワークショップ   ◎課題解決に向かって努力しようとしていたか。 【民俗】
  ○掲示板として貼付   ・道標
      ○簡易発表会で気がついた新たな疑問解決のため、必要な内容について、調べさせる。 ・馬頭観音像等
  6再度、観察や調査を行う。 80
      【野馬追】
      ○課題追究が終わった班は、さらに興味のある課題について追究する。 ・野馬追図の屏風
  7発展的学習に取り組む。  
  ○製作・制作     ・奥州相馬妙見祭其一
  ○実験や観察    
  ○表現活動     ・行列之図
  ○情報発信     ・旗帳等
  ○提言等      
終末 8調査の反省をする。 10    

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