浪江町勢要覧 -010/015page
四季の彩なみえ
観 光
自然、そして宇宙へのロマン
平成6年に、ふるさと創笠事業により、浪江町のシ ンボルのひとつでもある海を笠かしながら、宗暇活動、 人材育成、地域活性化の拠点としてオーフンしました。
マリンバークなみえは、白とマリンブルーを基調と した研修室やレストランなどのある「コスモパレス」 をはじめ、相双地方初の「フラネタリウム」や大嘱柑 馬焼の陶芸などが体験できる「工作棟」があり、更に野 外には6面のテニスコート(ナイター設備3面)や運動 広場(全面芝張20′000巾)、おもしろ自転車コーナー 等があります。
また、コテージ(6棟)があるので自然と語りあうこ とができます。
三百年の伝統の心を今に伝える
大堀相馬焼は、約300年の伝統を誇る陶器で24の窯元があり、昭 和52年に通商産業大臣指定伝統的工芸品に指定され町を代表する 特産品です。
大堀相馬焼の特徴は、素朴な味わいの中に親しみのこもった楽しさ か感じられ、窯出しの際に陶器が外気に触れた瞬間から「ピーン、ピ ーン」という貫入音が鳴り響き、「青ひび」といわれるひび割が、器 全体に拡がつて地模様になります。
貫入音は、日常生活に潤いと安らぎを与えてくれる心地よい音とし て認められ、福島県「うつくしまの音30景」に認定されています。
また、5月のコールデンウイークには「大せとまつり」が開催され、 大堀民芸会館前に軒を連ねた窯元から、伝統の茶器や現代風の作品が 並べられ、県内外の陶芸ファンや家族連れでにぎわいます。