自然観察ガイドブック 五十人山の自然 -012/032page

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ツルヌケノメソウ(ユキノシタ科)
ツルヌケノメソウ(ユキノシタ科)

ケナシャブデマリ(スイカズラ科)
ケナシャブデマリ(スイカズラ科)

コゴメウツギ(バラ科)
コゴメウツギ(バラ科)

コ、そ菜、シイタケ栽培などに転換する家が増え、 現在ではクワを栽培している家はごくわずかしか 残っていない。それまでは、葛尾村の落合地区を 出発して五十人山の頂上までの植物を観察して行 こう。

 

 湯ノ平地区からはいよいよ山道となる。車が通れ ないことはないが、ゆっくり歩きながら自然を観察 しよう。スギやカラマツの植林をぬけると道の両側 がやぶになっていて景観を損なうが、これは実は 「マント群落」と呼ばれ、自然の中で重要な役割を 果たしているものである。森林が切り開かれ、風通 果たしの日当たりがよくなると、さまざまな植物が 一斉に芽を出しやぶをつくる。また、クズなどのつる


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葛尾村の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。