原子力とわが町 - 005/079page
雇用とその変化
原子力発電所ができるまでには、建設開始からおよそ5年ほどの歳月がかかり、この間の建設には大勢の作業員が必要です。
大熊町においては、昭和40年以降原子力発電所の建設の進ちょくに伴う雇用機会の拡大により、就業者数の増加が続き、なかでも第一原子力発電所の建設が始まった昭和40年から45年と、第一原子力発電所の運転開始と第二原子力発電所の建設が重なった昭和50年から55年の就業者数は、それぞれ、3,463人、4,074人、4,227人、4,883人になるなど、大きな伸びが見られました。また、建設が終了した現在でも電力会社や関連企業に勤める人々は多く、雇用の中心となっています。