原子力とわが町 - 007/079page
商業 大熊町の商業については、多様化する消費者のニーズに対応した、特色ある商業の育成を図り、今後の人口増加や所得向上に伴う購買力を、できるだけ地元消費者に結びつけていくことが大切です。
このため、大野駅周辺の一体的な市街地整備を図りながら、中心部の商業拠点づくりを進め、消費者の二ーズを先取りできる新しい経営感覚の下で、近代的な魅力ある商店街として、その振興を図っています。
漁業 大熊町の漁業は、従来の捕る漁業から水産資源の保全育成という観点で、近年栽培漁業が積極的に進められ、養殖漁業の場合もより付加価値の高い業種に移行しています。
また、原子力発電所の温海水の地域還元システムを導入し、この一つとしてアワビ、ヒラメ等の種苗施設での利用が行われています。既に進められている鮭増殖事業とヒラメ養殖事業とを組み合わせた水産業の総合的な振興を図っています。