川内村民俗芸能のしおり -021/041page

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向きあい、左右に移動して両端で一回跳び上がり、次に両手を頭にあてて移動し 今度は二回ずつ跳び上がる。さらに向きあったままで一回ずつ跳び上がり、 続いて、雌獅子も加わり中央で一回跳び上がる。次に、三匹が両手を広げて 舞庭を二回四角にまわりながら、各四方で跳び上がっては太鼓を打つ。初めの位 置に立って終わる。

由来と沿革・・・元禄四年(一六九一)に百野の吉田久次からの免状が残っており、 他の三組と同じ系統であることがわかる。

    覚

一  獅子舞三平 十三郎
一   同古市 半兵衛
一   同三平 万之介
一   同秋本 善四郎
一   笛猪狩 忠三郎
一   同三平 伊左エ門

右六人之者共獅子舞頻二執心有之取免之村御領在々ハ不及申二他領打廻候共不苦者也価免状如件
元禄四年未ノ八月十七日

百野吉田久次(花押)

猪狩 忠三郎殿


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