川内村民俗芸能のしおり -028/041page

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た後、頭のわきで両手をまわして終わる。
「山がかり」は、「(3)山がかり」を除いて前述の「庭がかり」の各種と同じである。 「(3)山がかり」の所作の詳細は「町獅子」で紹介する。

歌詞・・・歌は「(5)歌」につくが、舞う場所によって各々きまっている。明治六年七月、 佐久間義隣氏が西山の歌掛り西山祐吉氏から聞いて書き留めた記録によると次のとおりである。

諏訪神杜の神前での唄

文字 まいり来てよこれの鳥居を通るには、神にきせいをかけて見えける

文字 千早ふり来て神も出候 太鼓はやめて遊べ わがつれ遊べ わがつれ遊べ

諏訪脇庭唄(警固の庭ともいう)

文字 まいり来てよ是のお庭を見申せば 四方四面の枡形の庭 枡形の庭

文字 この獅子は天神七代地神五代 舞い出候 舞い出候 (これは、現在「この獅子は天神七代地神五代  舞いは出候 舞い遊ぶ 舞い遊ぶ 」となっている。)

町宿での唄

文字 まいり来てよ是の大町見申せば 堅は一五里横七里 横七里

文字 まいり来てよ是の舘を見申せば 黄金切りまど銭すだれ 銭すだれ

名主宅での唄

文字 まいり来てよ是の舘を見申せば 黄金の御門に白銀の戸 白銀の戸


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