川内村民俗芸能のしおり -035/041page

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菩提所地蔵院での唄(七月二十七日)

文字 まいり来てよ是の御門を見申せば 上はじゅらく日ぐらしの門日ぐらしの門

文字 まいり来てよ是の道場見申せば 香の煙が天に輝く天に輝く

五社八幡神前での唄(四月八日)

文字 まいり来てよ是の御庭を見申せば 黄金黄砂をそんよと散らしたそんよと散らした

文字 まいり来てよ是の御宮を見申せば いかなる大工が建てたやら 四方四面くさびひとつでくさびひとつで

文字 まいり来てよ神のまがきを通るには むすびかけるはあびらうんけんあびらうんけん

組頭宅での唄

文字 まいり来てよ是の御坪を見申せば 牡丹芍薬けいとうげの花けいとうげの花

文字 まいり来てよ是の舘を見申せば 白きねずみが金運ぶ金運ぶ

以上がある。そして明治六年七月には、町獅子世話人として、菅波甚次郎、若松栄吉、横田久次郎、 若松三次郎、猪狩佐助の名前が見られる。

 由来と沿革・・・町獅子にも吉田久次が与えた免状が保存されている。
  百野吉田久次免状
  元禄三年庚午七月免也
 獅子舞  若 松 権 八


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