川内村民俗芸能のしおり -036/041page

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同  松本半四郎
同  横田長右ヱ門
歌  猪狩佐助
笛  横田久次郎
右之通太郎弟子二免し間仮弟子取申候共被免也間鏘侯以上

百野  吉田 久次(花押)

 若 松 権 八 殿

とあり、さらに吉田久次の即興の歌とも思われるものが、前記の免状と一緒に巻物となって残っている。
 硯や手につけて ほけきゃう山経千部万部おきやうあそばす寺ぞ けやふまいりきてこれのきゃくてん み申せば四方四面のこしきまつり

 一 此宿をみ申せば日本一のかくべつの事
 一 まいりきてこなたで御酒を下さること
 一 たいこはやめて御酒の御礼申せ我らがつれ
 一 おしゃくにはなにをかのとしろかねのほんくわに金が八つゝ筒み

百野  吉田 久次(花押)

海道は六尺二分の道なれば歌をしらすはいざ孫より
我がとののひゃういのすけは尺八ろんてうたれたすそはおまたふさはきりにもまれてきて尺八はおもし


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