わたしたちの郷土楢葉町 楢葉町小学校社会科教師用資料 - 025/110page
(7) 農作業(農機具)の変遷
昭和30年代頃から化学技術の進歩が著しく、手作業の農業にも耕運機・田植機・稲刈機と機械化の波が押し寄せ全く変貌して了った。
やがて、足や手を泥水に濡らすことなく稲づくりができる時代が来るのではあるまいか。その証拠に乗用田植機が本町にもお目見えしている。
農作業 昔 今田耕起 人力 4本こで耕す
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馬→牛 ばこうでうなう耕運機→トラクター 代掻(しろか)き
(田團をたいらにする)人力 ならし棒
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馬→牛 鼻取りを子どがした種子播き 苗代(水田)→折哀苗代(水田)
→陸(おか)苗(畑)・箱苗
育苗センター(ストウミット式出芽機
緑化ハウス)田植え 人の手 ゆい をして老いも若きも子どもも大勢で田植え歌を歌ってにぎやかに。 ・田植機(2条→4条→6条)
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・乗用田植機
1人か2人で植える。田の草取り 人の手→田車(1条・2条)
一番除草はたてを田車で、二番除草はよこを田車で、三番除草は人の手で。・除草機(3条・4条)たて1回
・除草剤(2回くらい)ですませる家が多い。イモチ消毒 昔はやらなかった→手廻し消毒器 動力散粉機
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ヘリコプター稲刈り 手刈り カマ
ゆいをして大勢でにぎやかに。
学校生徒が「1反当りいくら」で請負って刈った時代もあった。・バインダー 1条→2条
・コンバイン(刈って籾にする)
1人か2人でする乾燥 自然乾燥(30日くらい)
長はせ→棒はせ・バインダーの場合 棒はせ自然乾燥
・コンバインの場合
乾燥機(5〜6時間)脱穀 千歯扱(せんばこ)き→足踏み稲こき機 ・脱穀機 コンバイン 籾摺り 土うす(どずるす) ・籾摺機 精米 玄米で食べた
水車・精米機
・自家用小型精米機