わたしたちの郷土楢葉町 楢葉町小学校社会科教師用資料 - 054/110page
町ではこれら密集地(井出字西原地区・下小塙字佐野地区等)に下水道設置の計画をもっているが、これに要する費用が莫大なものだけに着工されていない。
(3) ごみ処理
以前は家庭に出るゴミは自分の家で処理できた。燃えるゴミは風呂(五右衛門風呂)に焚き、燃えない野菜屑などは堆肥にして肥料にした。然し時代が進み生活様式が変わり、人口が多くなって住宅団地などができ、その上物が豊富になってゴミとして処理しなければならない量が多くなり、家庭だけでは処理できない状態になった。
そこで、楢葉町・富岡町・大熊町は共同で富岡町小浜に「ごみ処理センター」をつくったのが昭和37年4月である。以来妬く20年に亙ってここで処理してきたが、施設が旧式でかつ老朽化して悪臭を放つなどの理由で、昭和56年に楢葉町上繁岡字山神の地に、近代的な清掃センターを建設した。
@富岡町外四町村衛生処理組合清掃センター
楢葉町上繁岡字山神160の2 TEL.4609
構成町村富岡町・川内村・大熊町・楢葉町・広野町1.処理方式
三機式准連続じん芥焼却プラント(段階ストーカ方式)2.処理能力
100t/16H (50t/16H 2基)3.工期
着工昭和54年10月6日
竣工昭和56年2月28日4.プラントの特徴
●公害対策