いわき市教育委員会指定 平成9・10年度 研究実践校報告-03/40page

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6 研究の内容
(1) 授業の在り方の改善・工夫
 (1) 指導計画の改善  ア. 単元・領域の基礎的・基本的内容の分析
            イ. 内容の精選と時数の工夫
            ウ. 前提(既習)事項の確認及び児童の定着の程度の把握と対応
 (2) 学習過程の工夫  ア. 既習事項が生きる課題
            イ. 課題提示や解決の見通しの持たせ方の工夫
            ウ. 操作活動の重視と教育機器の活用
            工. 授業の各段階の時間配分の工夫
 (3) 学習形態の工夫  ア. 一人学習による「自力解決」とグループ学習による「比較検討」の方法
            イ. T.T.方式の授業実践
 (4) 評価・支援の工夫 ア. 児童のレディネスの分析による課題のつまずきへの具体的な準備
            イ. 難易度別の問題による定着の程度の把握(次時の指導に生かせる)
 (5) 授業における生徒指導の機能の生かし方
(2) 授業を支える活動の充実
 (1) 「学習コーナー」の設置による学習意欲の高揚と既習事項の確認
 (2) 「チャレンジ」問題の実施と活用方法
7 授業の方向
(教科の特性を考えた単元・領域の分析及び事前調査による一人一人の児童のレディネスの把握と補充)
(今後の授業や生活の中で活用できる知識・技能の習得及び授業に対する成就感や学級集団への所属感)
段階 主な学習活動 学習形態 ○学力向上に必要な力 ◎生徒指導の機能の活用場面
つかむ 課題の内容を理解する 一斉学習 ○課題への興味,解決への意欲(学ぽうとする力)
課題への見通しを持つ   ○既習事項を基に解決方法を持つ(学ぶ力,判断力)
解決する 課題を自力解決する 一人学習 ○既習事項や操作活動による解決(学ぷ力,思考力)
    ◎自分の考えを持つ(自己決定力)
自分の考えを発表する グループ学習 ○自分の考えを分かり易く伝える(学ぶ力.表現力)
他の人の考えを聞く ◎自分の考えを発表する(自己存在感)
まとめる 他の考えと自分の考えを比べる グループ学習 ○数理的な見方による再考(学ぶ力,思考・判断力)
    ◎他の考えの受容(共感的人間関係)
より良い考え方を持つ 一斉学習 ○課題に対する自分のまとめを持つ(学んで得た力)
深める 別な問題を解く 一人学習 ○練習による学習内容の活用と定着(学んで得た力)


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