いわき市教育委員会指定 平成9・10年度 研究実践校報告-17/40page

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(6) 本時の目標
人間から嫌われていることを知ったアナトールの悲しみをガストンと対比しながら読み取ることができる。
(7) 学習過程
学習活動 * テーマとの関連
1 前時までの学習を振り返り、本時のめあてをつかむ。 気持ちが表れている言葉や文に線を引き,大事な言葉や文に目を向け,気持ちを考える。
人間の会話を聞いたアナトールとガストンは、どんな気持ちになっただろう。 様子を表している言葉に線を引き,大事な言葉に目を向け,気持ちを考える。
2 アナトールとガストンの様子や気持ちを読み取る。 読み取ってきたことを生かして二人の気持ちを書き込む。
 (1) 学習範囲を音読する。 読み取ってきた気持ちを込めて音読(表現)する。
 (2) アナトールとガストンの気持ちが表れている言葉や文を会話から見つけ出し,二人の気持ちを考える  
 (3) アナトールとガストンの気持ちが表れている言葉や会話している様子から見つけ,二人の気持ちの違いを読み取る。  
 (4) アナトールとガストンの会話の続き書き込む。
4年生の授業風景
3 学習のまとめをする。  

(8) 成果と今後の課題としては
 (1) 成果
  ア 全文を漠然と読むのではなく,大切な言葉や文に着目して読めるようになってきている。サイドラインも中心をとらえて引ける児童が増えてきた。
  イ 子どもたちが「何のために」その活動を進めているのか,課題を意識するようになってきたため一人学習が確立され,真剣に課題に向かうようになってきた。
  ウ 本文に基づいた発表や話し合いが少しずつできるようになってきた。
 (2) 今後の課題としては
  ア 読み取りを深めていくためには,たくさんの本に触れたり,視写をしたりする際に,意味のとらえにくい言葉をそのままにしない工夫をする必要がある。
  イ 「自分なりの表現に生かせる」ことに関しては,個人差をなくす指導を工夫する必要がある。


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