いわき市教育委員会指定 平成9・10年度 研究実践校報告-29/40page

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(2) 1分間スピーチの実施
第1年次と同様に実施する。
5月の朝会より、前の週で良かったものを各学年1名ずつローテーションで発表させた。

《朝会での1分間スピーチ発表》
朝会での1分間スピーチ発表

(3) NRT(教研式・全国標準診断的学力検査)の実施・分析
 ア 実施期日
  〇 1回目 平成10年6月(1年生国語・数学)
  〇 2回目 平成10年11月(全学年3教科)
 イ 分析結果の考察(1回目と2回目を比較して〜抜粋〜)
  ・1年生数学科⇒平面図形・比例反比例が全国平均を下回っている。思考力が弱いと考えられる。今後の学習で補充していきたい。計算力はだいぶついてきた。
  ・2年生英語科⇒ほぼ全国標準を通過しているが、下位生徒が固定化される傾向にある。興味・関心を失うことなく、授業での理解ができるよう改善に努める。
  ・3年生国語科⇒漢字・語句が定着していない。要約などの理解力が低い。今後は「語彙力」「理解力」の向上を図ることが課題である。

《3年英語科の学力検査の考察》
3年英語科の学力検査の考察
3年英語科の学力検査の考察

(4) 学習に関する調査の実施・分析
 ア 実施期日
  〇 1回目 平成10年6月
  〇 2回目 平成10年12月
 イ 分析結果の考察例
  ・生徒用⇒右側の資料参照
  ・保護者から学校に寄せられた、学力向上に関する意見・要望(一例)
   ※ 間違えた問題をやり直させ、身につけさせるような機会を与えてほしい。(1年保護者)
   ※ 各教科ごとの効率の良い勉強法が知りたい。
   ※ 昼休みに本の読み聞かせをやってみてはどうでしょうか。(2年保護者)
   ※ 不得意な科目に挑戦するよう意欲を促してほしい。(3年保護者)
(5) 広報紙の発行
2年次の実践内容について家庭への啓蒙を図るため、7月に発行した。

《生徒用アンケート分析結果より》
生徒用アンケート分析結果より

(考察)
1・2年生では意欲的に取り組む生徒が増加しており指導の成果も表れている。一方、各学年とも取り組んでいない生徒が減少していることもすばらしいことである。
引き続き、協力して課題を追求することの意義を、理解させていくことが大切である。

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