いわき市教育委員会指定 平成9・10年度 研究実践校報告-36/40page
〈第2年次〉
(1) 単元名:平面図形「図形の移動」 (1学年1組)
(2) ねらい:対称の位置にある関係を式で表すことができる。
(3) 授業の実際:復習で線対称について思い出し、対象の意味を確認する。その後、教師の提示で対称移動の意味を理解し、平面図形の対称移動に取り組む。終末では自己評価表で自分がどの程度理解したかを記入する。
(4) 授業分析、協議:本時のねらいを意図した復習を十分に行うことで生徒は関心が高まり、意欲的に活動に取り組めた。
○ 英語科
〈第1年次〉
(1) 単元名:Unit 7 コロンの友達 (1学年1組)
(2) ねらい:Where〜?の問答を身につけ、相手と情報の交換ができる。
(3) 授業の実際:場面絵と教師の質問からWhere〜?の用法をとらえる。未来社会を扱った本文でその用法を楽しみ、口頭練習のあと友人と身近なものについて対話をする。
(4) 授業分析、協議:生徒の予想を超える教材の提示で興味を引き、本文の内容に生徒をのめり込ませようと試みた。口頭ドリルでの、質的・量的な指導法を向上させる。
〈第2年次〉
(1) 単元名:Unit 6 Our Neighbors (2学年1組)
(2) ねらい:Willを用いて自分たちの今後について実際に問答できる。
(3) 授業の実際:教師が韓国のキムと国際電話(OHP)で話しをする(キム=Tape)。そのやりとりからwillの用法を理解する。本文読みの後、What will you do next Sunday?等の練習で運用力を高める。
(4) 授業分析、協議:導入は興味を引くものであったが、表現活動の時間の確保はどうか。
○ 社会科
〈第1年次〉
(1) 単元名:第1次世界大戦後の日本の社会「工業の発展」 (2年1組)
(2) ねらい:第1次世界対戦が日本にあたえた影響について理解する。
(3) 授業の実際:日本の工業の変化についての資料を、班ごとに分析する。検討結果の発表方法を工夫し、興味深い発表を行う。また他の班の発表を聞いて、自分たちの班の意見を深めた。
(4) 授業分析、協議:資料分析が主体的に行われたことで、その後の発表で生徒の個を生かした活動ができた。
〈第2年次〉
(1) 単元名:地方の政治「まちづくり・むらづくり」 (3学年1組)
(2) ねらい:地域発展のための考えを、自分たちなりの方法で表現できる。
(3) 授業の実際:田人を発展させるための各グループの「条例案」を採択するかどうか、地方議会の形式で提案させる。「田人ふれあい条例」「リフレッシュ条例」等、高齢化、過疎化をくい止め、産業を発展させるためのユニークで現実をよくとらえた提案がなされた。
(4) 授業分析、協議:生徒の発想を十分に引き出せる設定がなされ、また意欲を引き出す内容であった。
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