ふくしま海洋科学館学習指導の手引き -070/097page
―サケ科―
サケ
学名 Oncorhynchus keta
英名 Chum salmon
■展示場所:ラッコ水槽・親潮大水槽
■対 象:小学校
■教 科:国語・社会
■学 年:5年上
■出版社:東京書籍
■大きさ:1m
■分 布:北太平洋に広く分布し、日本では、銚子(太平洋)と九州北部(日本海)以北の河川に遡上する
―特 徴―
体色は海洋生活期は銀色で、成熟期の婚姻色には赤褐色と暗色の多くの幅広い横じまが現れます。また、この時期、オスの上顎と下顎は弓なりに曲がり、「サケの鼻曲がり」状になります。
淡水域での生活期間は短く、生活史の大半を海で過ごします。産卵は秋から冬に行われます。
生まれた稚魚は、春になると海に下り、オキアミなどの動物プランクトンや小魚、イカなどを食べて成長します。孵化後4年約で成熟し、生まれた川に戻ってきます。
シロサケとも呼ばれ 食用魚として古くから親しまれています。
―ハタゴイソギンチャク科―
サンゴイソギンチャク
学名 Entacmaea actionstoloides
英名 Sea anemone
■展示場所:サンゴ礁の海
■対 象:小学校
■教 科:国語
■学 年:2年上
■出版社:光村
■大きさ:10cm以上(口盤の直径)
■分 布:神奈川県三崎以南
―特 徴―
体の上部は緑褐色で、下部は褐色をしています。触手の先端は淡紅色で、先端がふくらんでいるのが特徴です。
千潮線は下の海水の干上がらない場所で岩礁やサンゴ礁などに着生しています。触手の針に毒を持ち、クマノミなどと共生しています。